当時の出庫市写真を紹介しています
出庫市

「卸町ふれあい市」のそもそもの始まりは、1971年(昭和46年)4月に開催された「出庫市」(デコ市)までさかのぼり、当時は卸商団地企業の従業員の福利厚生や在庫整理を目的として行われていました。

出展社数は食料品から衣料品、日用雑貨、家具、家庭電気製品まで50数社にのぼり、2割引きから半額セールといった、卸町ならではの卸値以下の超特価で販売され、以後毎年、4月と10月の年2回の定期市として、毎回多彩なイベント等が盛り込まれ盛大に開催されました。

クロッサム86の様子の写真を紹介しています
クロッサム86
時を経て、1986年(昭和61年)、(協)仙台卸商センターが創立20周年を迎え、これまでの共同展示場が「サンフェスタ」(産業見本市会館)として生まれ変わり、落成記念の竣工式・記念式典の開催とともに、新たにテーマを「業種から業態へ、小売業活性化のために」として、異業種見本市「クロッサム仙台'86(生活関連総合見本市)」が開催されました。同年に、これまでの「出庫市」も31回を数え、会場の広さも2倍となり、例年にない賑わいとなりました。
1989年(平成元年)11月には、名称を現在と同じ「卸町ふれあい市」とし、対象を一般消費者まで広げ、若林区民祭りにも協賛するなど、地域一体となったイベントとして展開されました。この時の来場者数は、2日間で2万人を上回るという、これまでにない人出を記録しました。
2001年(平成13年)には、問屋各社の社屋を会場とした「個別会場」もスタートし、翌年には、これまでの年1回(秋)のみの開催から、春の回もスタートし、春秋の年2回の開催となり、秋の開催では初めて5万人を超える来場者数を記録。2003年(平成15年)秋の開催からは、サンフェスタ南側の道路を通行止めにした路上ふれあいコーナーもスタートしました。2005年(平成17年)春の開催からは、団地内を周遊する無料循環バスの運行を開始し、2007年(平成19年)春の開催からは、仙台駅から卸町までのシャトルバスの運行をスタートし、来場者の利便性向上を図りました。
震災復興支援開催の様子の写真を紹介しています
震災復興支援
そうした中、2011年(平成23年)3月に東日本大震災が発生。震災の影響により、サンフェスタ会場が使用不能となり、開催が危ぶまれましたが、震災復興や被災者の生活支援を目的に、急遽、卸町大通り(36m道路)の両側を通行止めにし、テントを連ね、生活必需品を中心に提供し、多くの市民の方々にご来場いただきました。また、売り上げの一部を仙台市へ寄付するなど震災復興に努めました。
現在の卸町ふれあい市の開催の様子の写真を紹介しています
現在の卸町ふれあい市
回を重ねるごとに、ジャグリングショウ、ミニSL蒸気機関車、ふれあい子供広場、東北各地の物産展とご当地グルメ、卸町ふれあいファッションショー、卸クション、ふれあいビンゴ大会、地下鉄東西線車両模型展示等々、多彩なイベントが開催され、さらに問屋街ならではの品揃えと価格の安さで人気スポットとなり、今では、毎回、5万人にご来場いただく仙台のイベントとして市民の皆様に定着しております。
2015年(平成27年)は、(協)仙台卸商センター創立50周年という大きな節目を迎えますが、仙台市地下鉄東西線の開通などにより、更に多くの方々にご来場いただける催しとなるよう努力して参ります。